看護師が派遣で働くメリットには様々なものがあります。

看護師の需要は医療業界でも介護業界でも高く、福祉や教育などの多様な業界からも人材が必要とされているのが現状です。

そのため、仕事を常に確保して収入を安定させるのが難しいという、一般的に言われる派遣社員として働くデメリットは看護師の場合にはほとんどありません。

仕事が豊富にあるので自由に選べるのがメリットであり、興味が移り変わっていったときにもやりたい仕事に従事することができます。

複数の仕事を掛け持ちできる場合もあり、自由にスケジュールを組んでワークライフバランスも整えながら働けるのもメリットです。

フルタイムでの派遣もありますが、スポットで働くこともできるため、どれだけの時間を仕事に費やすかも自由に決められます。

しかし、派遣で働くときには一日から半年程度で現場を移らなければならないのが原則です。

そのため、多様な現場を短期間で転々としなければならないということがデメリットになります。

単純に通勤先が変わるのでリズムが狂って疲れがたまりやすいという問題もありますが、より切実なのが現場に慣れるのに苦労しやすいことです。

高い順能力がある人の場合にはあまり問題になりませんが、現場ごとに異なる業務の慣習に慣れるのに時間がかかり、慣れたと思ったら派遣期間が終わることもあります。

また、新たに人付き合いをしていくのも苦労になる場合があるので注意が必要です。